英語リスニングの勉強方法の一つとしてディクテーションがあります。
やり方は、英語を1文ずつ何回も何回も聞いて、全ての英単語を書いてみることです。
聞き取れない部分は、カタカナで書いておきましょう。それと同時に文法的に考えて、どんな単語が入るかを推測します。
解答となる英文は、できれば先生などに確認してもらい、ヒントを出してもらいながら英単語を考えてみます。
すると、今まで考えていた音と、自分が実際に聞こえている音の違いが色々とわかってきます。
たとえば「リルベラ」と聞こえたとしましょう。英単語をチェックすると「little better」となっていたら、「リルベラ」と聞こえた時は「little better」なんだと自分が理解できるわけで、次はきちんと聞き取れます。
この作業を地道に続けることです。
フォーシーズンズ進学学院では、こんな例があります。
「ゲッバッツ」と聞こえた英語は→「get that」
「without bank」と聞こえた英語は→「with our bank」
この練習はとても多くの時間が必要ですが、非常に集中でき、しかも楽しいと思います。
つまり自分がどう聞こえているのか、そしてそれはどう発音されているのかを細部にわたり確認できるわけです。
さらに、英文法力が強化され、英単語を正しく書く練習にもなります。