柏市公立中学校3年生の国語の教科書に、坂本龍一さんの「同期しないこと」が載っています。
改めてもう一度読んでみました。
東日本大震災の後に遭遇した「津波ピアノ」(自然が調律した元の形に戻ろうとしたピアノ)のことや、聞こえる音は全て音楽であると考えて、その調査・研究を重ねてきたことが書かれています。
そして、同期しない音楽を聴くことの大切さを述べています。
私も時間の許す限り、ギターやピアノを弾いていますが、この文章は、坂本龍一さんの音楽への深い思いが感じられます。
新中3年生は、授業でこの論説をどのように捉えていくのでしょうか。新たな気づきなどを期待したいと思います。
坂本龍一さんのご冥福をお祈りいたします。